コンクリート養生資材

コンクリートにとって最適な養生状態を保つ。

コンクリートの養生は、コンクリートの主要材料であるセメントの水和反応を、十分に発揮させるために行います。
それは同時に、材齢初期の段階で、外部からの力に耐えることのできる強度を得るまで、保護することを意味します。

コンクリートの養生の目的

コンクリートが硬化し、強度を得るためには、適当な温度と水分が必要です。コンクリートの養生は、コンクリートに散水すればいいと考えている技術者が多くいます。しかし、ただ単に、水をかければコンクリートが凝結し、順調に硬化して、構造物が安全になるわけではありません。部材の厚さが大きい構造物では、表面から水をかけても、内部までは浸透しません。
養生には、コンクリートが凝結を始めてから硬化するまでの間、外部の影響から保護する意味があります。
温度が低い状態で、コンクリートの表面が水で飽和されると、コンクリート中の水分が凍結し膨張する可能性が高くなり、ひび割れの原因である凍害発生のリスクも高まります。そのため、打設初期での凍害発生を抑えるとともに、凍害に耐えうる強度を得るために、通常より長い養生期間が必要とされています。
また、大雨などからシートなどで、打設直後のコンクリートを守ることも養生といえます。

コンクリート養生シート

乾燥収縮を防止する。

乾燥収縮からコンクリートを守る養生シートは、最適な養生状態を保ち、初期乾燥収縮ひび割れを抑制します。
共栄産業のコンクリート養生シートは、多層ポリオレフィンフィルムで、多層構造により、抜群の強度を有しています。
また、UVカットの乳白色フィルムを用いていますので、保水層の強度を長く保ちます。
共栄産業のコンクリート養生シートは、オーダーメイドでお客様のニーズに合わせてご提供いたします。
焼却時に有害ガスが発生しない低公害性です。